音楽の話。
お久しぶりです。
体調不良明けに映画を観てどうしても書きたくなったので久しぶりに。
長くなります。
”はじまりのうた”を観ました。はじまりのうたは邦題でアメリカではBEGIN AGAIN。特設ページがあったのでリンク。
なにやらやたらポップなサイトになってますが、内容は結構しっとり大人な映画。前向きになるとか、進み出す、という意味ではこの雰囲気でも良いのかな。
パイレーツ・オブ・カリビアンのヒロインでもあるキーラ・ナイトレイがギター弾くわ歌うわってのも当然見どころだし、マルーン5のアダムが演技しちゃってるし美声だしってのも見どころだしまあそれだけでも見どころばかりですが
なによりも、曲が素晴らしいです。いや本当に。観て速攻でamazonでポチりました。
youtubeに公式チャンネルが載せてるのでそのリンク貼っても良いんですが、所謂捨て曲ってのも無いから選びづらいし、やっぱり映画の中で聴くからこそってのもあるので皆さんぜひ映画を観てほしい。
特に序盤、グレタ(キーラ・ナイトレイ)の弾き語りを聴いてダン(マーク・ラファロ)の頭にアレンジが加わる部分、あそこは最高。完璧なアレンジ。観てるだけでワクワクするし、引き込まれます。てかなぜか僕はそのシーンで泣いた。
そんな大きなことがテーマな映画ではないんです。大冒険があるわけでもなく、大スペクタクルムービーなわけでもなく、リアルではあり得ないような奇跡や魔法が起きるわけでもない。僕の人生でもほんのちょっと何かが違えばこんな奇跡が起こるのかも、なんて思えるような、”遠くない”話なんです。でも、そこが良い。
…語り始めると終わらないのでこの辺で。
いや~ほんとに良かった。音楽って良いなと思いました。音楽やっててよかったなとも。
ちなみにキーラ・ナイトレイの曲・歌声はノラ・ジョーンズみたいな優しい声でしたよ。ノラ・ジョーンズ好きもぜひ(ハードル上げちゃうかな…)
まあそんなこんなで夜に会った一緒に音楽やってる友人に「はじまりのうた」めっちゃ良かったよ!と話したら「奇跡のシンフォニーを観ろ」と言われたので家に帰って観たんですが
これまた良い!
なんなんだよまったく音楽って最高だなあ。
こっちは割りと類まれな才能を持った男の子が主人公で、正直出来すぎな話ではあります。でも全然嫌じゃない!心からおうえんしたくなる主人公で最後はハラハラしてました。
おんがく の ちから って すげー ! って思います。
何気ない学園長?の「音楽の素晴らしいところは、音だけで人を結びつけるというところです」みたいなセリフ(うろ覚え)があるんですが、この言葉にすべてが凝縮されてる。
いやー2作品とも良い映画でした。心が浄化された。
実は学生時代に軽音部にいた頃に、陰で「◯◯死ね(拡散希望)」とかされてるのを知ってしまい、軽い人間不信というか一切笑えなくなった過去があるんですが、なんかそんなことをふと思い出しました。あの時は楽器を見るだけで吐き気がするような感じになってしまい、一生音楽なんてやらないしいらない なーんて思ってましたが、今やまたすっかり音楽の虜です。
あの頃笑えない僕を「お笑いやろう」と誘ってくれたM君。生きがいをつくってくれて感謝してもしきれない。一緒にやった単独公演は一生の財産です。
社会人になって一緒に音楽をやってくれているT君。お陰で今音楽をやるのが楽しいし、音楽って最高!って心から言えます。
人は一人じゃ生きていけないし、一緒に何かをできる仲間がいるってのは最高ですね。
はじまりのうたでメンバー集まって演奏するシーンを観てあらためてそう思いました。
明日からも頑張ろー!