僕はフリクションが嫌いだった
みなさんフリクションをご存知でしょうか。
摩擦熱で消すことができる魔法みたいなインクを使ってる、そうアレ。
業界に衝撃を与えたいわば黒船的存在だと勝手に思ってましたが
天邪鬼な僕は
なーにがフリクションじゃなーにが擦れば消えるじゃボールペン使う以上書き損じも一つの個性じゃろーがてか書き損じしちゃうような奴はボールペンで書く前に下書きでもしたらどーですか?ああん?てかデザインもチープだし安っぽいし俺は絶対に認めねえ!
と否定することに必死でした。
しかし東京出張に行ったある日僕は手のひらを綺麗に返すことになりました。
はい、伊東屋さんです。
僕はかつて彼女と東京旅行に行ったのに、二日目を自由行動にして一人文房具屋をひたすらめぐるようなクソだったんですが
とにかく東京に行ったら銀座の伊東屋さんには必ず行きます。用がなくても。
当然東京出張のあとも足を運んだのですが、その時出会ったのがこいつでした。
これがね、すごいのよ。まず素材感が良い。男にはたまらん手触り、重さ。
買ったのはハーフマットブラックで、ザラザラとしながらも持って落ち着く雰囲気でしたが
他の青や白も、これがまたしっとりと手に吸い付く感触で甲乙つけがたかった。
結局ボクは持たず嫌いだっただけで、見た目さえビビッと来れば即購入してしまうような人間だったわけですね。
ちなみにこの芯は0.5が基本になってますが、細字が好きな僕は0.4の替芯を購入し中に入れました。
なんの問題もなく互換性あるのでおすすめです。
同じようになんとなくフリクションを避けている人
ぜひ一度手に持ってみてはいかがでしょう?
とりあえず欲しくなると思いますよ~!
ちなみに僕はその場で名入れしてもらうために乗る予定だった幹線を遅らせました。
では。